• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

アカデミック・アントレプレナーの特性と行動分析

研究課題

研究課題/領域番号 17730226
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

辻本 将晴  芝浦工業大学, 工学マネジメント研究科, 講師 (60376499)

キーワードアカデミックアントレプレナー / 大学発ベンチャー / ケーススタディ / ノンパラメトリック検定
研究概要

研究実施計画に沿って平成18年度の研究実績の概要をまとめる。研究実施計画では次の3段階の調査を計画していた。第一段階は、予備的ヒアリング、パイロット調査である。第二段階は、ケース記述である。第三段階は、対面質問票の統計分析である。
第一段階である、予備的ヒアリング、パイロット調査は次のように進展した。平成17年度は理化学研究所の和田氏(株式会社メガオプト社長)と浦田取締役(ともに理化学研究所の研究者)東北大学江刺教授(株式会社メムスコアの設立に強く関与)にインタビューを実施した。さらに、株式会社ロコモジェン(聖マリアンナ大学)、株式会社ダイマジック(東京電機大学)にそれぞれインタビューを実施した(研究者自身ではなく経営者、スタッフに対するもの)。さらに平成18年度は株式会社アイフェイズ、光コム、フラクタリストにインタビューを行った。
第二段階であるケース記述においては、15社のケース記述を行った。アイフェイズ、アンジェスMG、光子発生技術研究所、スペースタグ、ダイマジック、ディジタルメディアプロフェッショナル、光コム、メガオプト、メムスコア、アルネアラボラトリ、サイバーレーザー、三次元メディア、シンセシス、ラティステクノロジー、フラクタリストである。そのうち、アンジェスMGは一橋ビジネスレビューに掲載された。フラクタリストのケースは英文で作成した。
第三段階である対面質問票の統計分析については、独自の質問票調査実施にいたっていない。しかし、ノンパラメトリック検定については産業技術総合研究所ベンチャー開発戦略研究センターの調査データをもとにして実施し、その有効性が確認できた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アカデミック・アントレプレナーシップによる事業創造2006

    • 著者名/発表者名
      新藤晴臣, 露木恵美子, 辻本将晴
    • 雑誌名

      一橋ビジネスレビュー 54巻1号

      ページ: 129-158

  • [図書] 大学発ベンチヤー-新事業創出のプロセス2005

    • 著者名/発表者名
      スコット・シェーン
    • 総ページ数
      385
    • 出版者
      中央経済社

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi