研究課題
若手研究(B)
本研究では,日本在住の外国人を対象にインタビュー調査と質問紙調査を行い,双方の調査結果を往還しながら,彼らのエスニック・アイデンティティの形成過程を明らかにすることを試みた。これにより,エスニック・アイデンティティが自他の相互主観性のせめぎ合いの中で社会的に構築される実体として浮き彫りにされ,エスニック・アイデンティティの既定要因としての個人内要因と社会的要因の特定,および,これらの要因の相互関連性が明らかにされた。
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東京理科大学紀要教養篇 39
ページ: 209-224
東京理科大学紀要教養篇 38
ページ: 229-244