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2005 年度 実績報告書

Competency Based Curriculumに関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 17730457
研究機関広島大学

研究代表者

中矢 礼美  広島大学, 留学生センター, 助教授 (70335694)

キーワードコンピテンシー / カリキュラム / カリキュラム運営
研究概要

(1)経済界において進められているコンピテンシー研究成果のフォローアップ
国内外における最新のコンピテンシー理論および学習方法の理論と実践の特徴から、教育分野への適用性について検討した。
(2)コンピテンシーを基盤とするカリキュラムに関する理論研究
コンピテンシーを基盤とするカリキュラムに関する先行研究を行い、そこで指摘されているコンピテンシーを基盤とするカリキュラムの特徴と課題について明らかにした。
(3)各国のCBC理論研究
米国ノースカロライナ州、豪州ニューサウスウェールズ州、インドネシアの初等中等教育カリキュラムの比較分析を通して、各国のCBC理論とその特徴について検討した。その他参考として、コンピテンシー概念を用いている南アフリカ、フィリピン、シンガポールのカリキュラムについても比較分析を行った。
(3)シンガポールにおけるコンピテンシー概念に類似するカリキュラム実践に関する調査
コンピテンシーを基盤とするカリキュラムに類似するカリキュラムとしてサービスラーニングを実践する教職員に面接調査を行い、その特徴について検討した。また、コンピテンシー概念を先駆的に学校教育に取り入れようとしている教職員に面接調査を行い、その特徴について検討した。
(4)インドネシアにおけるコンピテンシーを基盤とするカリキュラム実践と運営に関するフィールド調査
インドネシアの新カリキュラムの実践動向およびカリキュラム開発のための教員研修について、教育省、ジャカルタ特別州教育局、バンテン州教育局、県教育局において文献収集および面接調査を行い、そこでの課題について検討を行った。さらに両州の中学校(各1校ずつ)において、教職員への面接調査と授業観察を通して、コンピテンシーを基盤とするカリキュラム運営の課題、授業における特徴と課題について検討した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] インドネシアにおける自律的学校経営に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      中矢 礼美
    • 雑誌名

      広島大学国際教育協力論集 Vol 8 No.2

      ページ: 51-62

  • [図書] 世界の学校2006

    • 著者名/発表者名
      中矢 礼美(二宮皓編著)
    • 総ページ数
      185(156-165)
    • 出版者
      学事出版

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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