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2005 年度 実績報告書

学童期の親と子を対象とした造形教育による子育て支援プログラム

研究課題

研究課題/領域番号 17730523
研究機関福山市立女子短期大学

研究代表者

松井 祐  福山市立女子短期大学, 生活学科, 助教授 (10290537)

キーワード学童期 / 子育て支援 / 造形教育 / 児童館 / ものづくり
研究概要

「学童期の親と子を対象とした造形教育による子育て支援プログラム」をテーマとし,基礎研究として次の2項目の研究を並行して進めた。
1.造形教育による子育て支援の実態調査
・児童館における親と子を対象とした事業内容について,大阪市の公立児童館を調査対象に事業内容について調査を行った。多くの児童館では,親と子を対象とし事業はあまり行われておらず,調理やものづくりなど技術的な支援が必要な一部の講座において実施されていた。また,児童館事業は,児童館間で格差がみられたが,全体的な傾向として子育て支援や室内遊び,スポーツなどが積極的に行われていることが明らかになった。
・大阪市の全公立小学校で実施されている「児童いきいき放課後活動」の活動内容について,文献調査を行ない,造形に関わる教材について調査を実施した。
2.工芸の変遷調査
・工芸の実地調査では,版画,染色,織物を中心に資料収集を行なった。また,身近な素材を使った手軽な織機の制作,親と子が取り組める造形教材の試作を行った。
基礎研究からも,ものづくりにおいては,職員の試行錯誤や経験に依存していることがあり,専門的な技術支援の必要性を感じた。次年度は,児童館や子育て支援を実施している施設においてものづくり講座を実施する。また,造形教育による子育て支援プログラムの試案作成,教材開発,指導法の研究等を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 学童期における子育て支援について2006

    • 著者名/発表者名
      松井 祐
    • 雑誌名

      福山市立女子短期大学紀要 第32号

      ページ: 79-86

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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