平成19年度は、平成17年、18年度に行った以下の調査データの翻訳、分析作業を進め、論文作成の準備を進めた。 韓国の対象地域:釜山、済州にある木造居住環境に関する書籍、論文等資料 韓国語追加資料:「韓国伝統的街並みと住居」、「韓国建築史-住居の特徴・間取り・変遷」、「韓国歴史的建築保存政策」 中国の対象地域:〓州市、杭州市 中国語追加資料:「〓州古民居」、「杭州市伝統的な建築保存と再生」、「Laoshanghai Shikumen」、「The home/house of the Phoenix and the Dragon-The Cities and Homes of Chinese Architectural Culture」 日本の対象地域:秋田県山本郡八峰町峰浜、秋田県大仙市角館 日本語追加資料:「角館町史」、「秋田の民家」、「東北民家」、「出羽-国絵図」、「秋田街道絵巻」、「絵本金地着色男鹿図屏風」 上記データの分析を進めながら、平成19年11月には、ソフィア建築大学(ブルガリア)で行われたブルガリア建築学会において、「日本・中国・韓国の都市における木造居住環境文化の持続可能性の研究」と題して研究発表を行った。
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