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フィールドワークによる史料収集とヒヤリングを中心に行った。本年度は研究対象を大阪、阪神間、(奈良)の都市部、およびその周辺の近代住宅地とし、それらの地域の図書館・資料館が所蔵する史料の発掘・個人へのヒヤリングと史料提供の協力を得るための訪問調査を遂行した。具体的には、大阪、奈良については土地会社の関係者、近代に開発された住宅地の住人へのヒヤリング、資料収集、大阪市立図書館、公文書館などでの資料収集である。阪神間については、三大造園業地区として有名な平井・山本(宝塚市)の造園業者を中心にヒヤリング、資料収集を行った。なお、奈良については大阪との関係において調査をすすめている。研究対象地域での調査以外には、国立国会図書館や公文書などに所蔵されている関係書籍、史料なども併せて収集した。
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