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2007 年度 実績報告書

16世紀イタリアの建築家ヴィンチェンツォ・スカモッツィの建築作品に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17760521
研究機関福井工業大学

研究代表者

下川 勇  福井工業大学, 工学部, 准教授 (20387400)

キーワードイタリア / 16世紀 / ヴィンチェンツォ・スカモッツイ / 建築作品 / 建築様式 / 建築思想
研究概要

平成19年度は、平成17年度から行ってきたイタリア現地での建物の実測、建物に関連する資料の収集について、データ整理と資料の読解を実施した。そもそも本研究は、スカモッツィの建築作品がルネサンス後期、マニエリスム期、バロック前期の狭間に計画されたものであることから、その作品に時代の思想や様式の変化を見出すことを目的として開始された。現在のところ、スカモッツィの作品は、前期、中期、後期に分類でき、はっきりと表面化するものではないが、確かに時代の狭間に計画された、すなわち混沌とした時代の痕跡が建築様式に表れていることを見出している。
今後の研究としては、この基本研究を継続していき、建築様式の系統化、そしてそれを裏付ける思想の中身を明らかにしていきたいと考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 都市の特色と建築観の形成との関係について-3都市におけるA.パッラーディオ(1508-1580)の体験を通して-2007

    • 著者名/発表者名
      下川 勇
    • 雑誌名

      日本建築学会北陸支部論文報告集 50

      ページ: 407-410

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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