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2006 年度 実績報告書

β-プロペラ構造のプロテアーゼにおける機能解明および新規酵素造成への利用

研究課題

研究課題/領域番号 17760620
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

小笠原 渉  長岡技術科学大学, 工学部, 助手 (40292172)

キーワードジペプチジルアミノペプチダーゼ / プロリルオリゴペプチターゼ / Pseudoxanthomonas / β-プロペラ
研究概要

【プロリルペプチダーゼ(POP)とジペプチジルアミノペプチダーゼ(DAP)のβ-プロペラドメインについての解析】
Pseudoxanthomonas mexicana由来のPOPおよびDAP IVは、三次元構造が報告されている哺乳由来酵素とアミノ酸相同性が低い。そのため、1次配列からのβ-プロペラドメインを推定することは困難であった。そこで、P.mexicana由来のPOPおよびDAP IVの構造を決定する必要があると考え、大腸菌での大量発現系構築ならびに発現タンパク質の精製を行った。結晶化は、昭和大学薬学部・物理化学研究室に研究協力を依頼した。その結果、POPおよびDAP IVの結晶化条件を決定することができた。現在、構造解析を行うための単結晶サンプルの作成を試みている。さらに、現在、β-プロペラ構造を有すると推定されるDAP BIおよびBIIIの構造解析を目指した大腸菌での大量発現系構築ならびに精製を試みている。
これまでに、大腸菌発現系におけるDAP IVの精製過程において、プロテアーゼによる切断により約70kDaバンドがSDS-PAGEにおいて確認されている。この約70kDaタンパク質の同定を試みたが、特異的なバンドとして確認することができなかった。現在、約70kDaバンドの出現が大腸菌プロテアーゼによるものなのか、その切断タンパク質に活性が残存しているのかについて解析を行っている。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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