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2007 年度 実績報告書

神経系多因子疾患のデータベース構築及びゲノム情報を基盤としたデータマイニング

研究課題

研究課題/領域番号 17790572
研究機関東京大学

研究代表者

百瀬 義雄  東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (30359624)

キーワード脳神経疾患 / ゲノム / 遺伝学
研究概要

環境因子と遺伝因子により発症する多因子神経疾患に関して、疾患感受性遺伝子を見出すことが原因の究明と治療法の開発に役立つと言われている。神経多因子疾患の中でも、多系統萎縮症、片頭痛を対象に、検体の収集とデータベース構築を行った。
多系統萎縮症は検体収集時には臨床情報も収集しており、さらに可能な限りフォローアップの評価も行い、疾患の自然歴を明らかにすることも目標にしている。家族歴を有する多系統萎縮症は、今年度にもさらに新しい家系が複数見つかっており、調査が進められていく予定である。
片頭痛に関しても検体と臨床情報を収集する多施設共同研究のシステムを構築し、現在検体の収集が進められている。
今年度で研究代表者の任期は終了となったが、上記2つの共同研究はさらに継続される予定である。
検体採取に際しては「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」を遵守し、文書化した十分なインフォームドコンセントの元に採血を行う。また患者個人情報の扱いに関しては細心の注意を払っている。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 遺伝子情報 2007年後半2008

    • 著者名/発表者名
      百瀬義雄、後藤順
    • 雑誌名

      Brain Medical 20

      ページ: 90-93

  • [雑誌論文] Multiplex families with multiple system atrophy.2007

    • 著者名/発表者名
      Hara K, Momose Y, (13名略), Tsuji S.
    • 雑誌名

      Arch Neurol 64

      ページ: 545-551

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 遺伝子解析による片頭痛研究2007

    • 著者名/発表者名
      百瀬義雄
    • 雑誌名

      総合臨牀 56

      ページ: 694-698

  • [雑誌論文] 片頭痛のゲノム研究2007

    • 著者名/発表者名
      百瀬義雄、辻省次
    • 雑誌名

      日本頭痛学会誌 34

      ページ: 161-164

  • [雑誌論文] 遺伝子情報 2007年前半2007

    • 著者名/発表者名
      百瀬義雄、後藤順
    • 雑誌名

      Brain Medical 19

      ページ: 102-104

  • [学会発表] 多施設共同研究による本邦における多系統萎縮症の疫学的検討2007

    • 著者名/発表者名
      百瀬 義雄, 他3名
    • 学会等名
      第1回Movement Disorder Society of Japan総会
    • 発表場所
      東京都
    • 年月日
      2007-10-05
  • [学会発表] 多施設共同研究による本邦における多系統萎縮症の疫学的検討2007

    • 著者名/発表者名
      百瀬 義雄, 他3名
    • 学会等名
      第48回日本神経学会総会
    • 発表場所
      愛知県
    • 年月日
      2007-05-16

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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