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2005 年度 実績報告書

SLEモデルマウスにおけるYaa遺伝子変異によるマージナルゾーンB細胞の分化異常

研究課題

研究課題/領域番号 17790676
研究機関順天堂大学

研究代表者

天野 浩文  順天堂大学, 医学部, 助手 (50318474)

キーワードYaa遺伝子 / 全身性ループスエリテマトーデス / マージナルゾーンB細胞 / 脾臓 / 単球・マクロファージ
研究概要

全身性エリテマトーデス(SLE)モデルマウスの一つである、BXSBマウスは、Yaa(Y-linked autoimmune acceleration)遺伝子がその発症機序に重要であることが知られている。Yaa遺伝子を導入したC57BL/6マウスにおいて認める、脾臓のマージナルゾーンB細胞の減少に補体(C3)がどの様に関与しているかを調べる目的でC3ノックアウトマウスにYaa遺伝子を導入したマウスを作成し、C57BL/6 Yaaマウス、C57BL/6マウスと比較した。更にリンパ節の胚中心の形成に重要であるCD40をノックアウトしたマウスにYaaを導入した際のマージナルゾーンB細胞の形成について解析した。また脾臓においてマージナルゾーンB細胞が、形質細胞に分化するかを調べるために、免疫病理学的手法を用いて解析した。近年特に生体内での免疫応答に重要なレセプターとして注目されているToll様受容体(TLR)のリガンドである、LPSやCpGをYaaマウスに投与した際の脾臓のマージナルゾーンB細胞について解析した。これらの内容は、軽井沢のリウマチフォーラムにおいて、「SLEモデルマウスにおけるYaa遺伝子変異によるマージナルゾーンB細胞の分化異常」というタイトルで、発表した。また、脾臓のマージナルゾーンB細胞と同じく、生体内での単球・マクロファージは、脾臓のマージナル洞において免疫応答の第一線を担う重要な鍵となる。単球/マクロファージとYaa遺伝子の関係について臨床免疫学会、アメリカリウマチ学会で発表した。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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