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2007 年度 実績報告書

MRIを用いた腫瘍潅流画像法による子宮癌の生物学的特性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17790851
研究機関福井大学

研究代表者

小坂 信之  福井大学, 医学部附属病院, 助教 (60397247)

キーワードMRI / 腫瘍潅流画像 / 子宮筋腫 / 子宮癌 / 血管床 / 治療効果判定
研究概要

今年度は、子宮筋腫を用いた検討によって得られた結果である『MRIを用いた腫瘍潅流画像が骨盤領域においても正しく腫瘍血管床を反映しており、腫瘍血液量を視覚的に画像化することが可能である』という点について、英文論文を作成し、査読のある米国の学術雑誌に発表を行った。これにより、本方法が腫瘍血液量を正しく評価することができると言う点を示すことができた。
また、子宮癌については、昨年度の実績を踏まえ、さらに症例を増やし、化学療法と腫瘍潅流画像から得られた腫瘍血液量との関係について検討し、化学療法試行後には腫瘍血液量の低下が見られ、それを画像化することにより、視覚的に容易に認識できるという結果を得た。これら内容についても、学術雑誌に発表する予定である。
平成17年度科学研究費補助金で購入した動物用MRIコイルを用いて、当大学に設置されている超高磁場MR撮像装置(3テスラMRI)において、小動物の撮像実験を行い、小動物における至適撮像条件の検討を行った。これら動物実験系については、治療経過中の多時相での腫瘍潅流画像の撮影や治療経過中の組織との比較など、患者対象研究では困難な点を補う目的で本研究にとって重要なものである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Assessment of the Vascularity of Uterine Leiomyomas Using Double-Echo Dynamic Perfusion-Weighted MRI With the First-Pass Pharmacokinetic Model: Correlation With Histopathology.2007

    • 著者名/発表者名
      小坂信之, 他
    • 雑誌名

      Investigative Radiology 42(9)

      ページ: 629-635

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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