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2005 年度 実績報告書

細胞周期チェックポイント制御タンパクCdhlを標的とした放射線感受性増強治療

研究課題

研究課題/領域番号 17790860
研究機関神戸大学

研究代表者

太田 陽介  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (90397810)

キーワード細胞周期 / チェックポイント / 放射線 / 感受性 / RNAi
研究概要

1,Cdh1結合タンパクスクリーニングからのチェックポイント制御タンパクの同定:G2期に同調した培養細胞内でCdh1を機能抑制して細胞内に貯留するタンパクをマス・スペクトロメトリーの技術を用いて網羅的に検索した。
2,スクリーニングで得られたチェックポイント制御関連タンパクの挙動を、生化学的、顕微鏡的に観察し、チェックポイント不全から分裂死誘導までのシグナル解明を行っている。またCdh1機能阻害の放射線増感効果にそのタンパクが関与しているかどうかについても吟味している。
3,in vivoにおける放射線・抗癌剤増感治療の試み:ヌードマウス皮下移植腫瘍に対してCdh1のRNAiを応用した機能阻害併用治療を実践。in vivoにおける全身的な反応の評価を目的としている。
4,臨床検体からの難治癌腫瘍組織内Cdh1発現の検討:患者本人の同意が得られた臨床検体でのCdh1発現量を定量し、特に難治癌とされる肝癌や腎癌、前立腺癌への応用の可能性を探っている。Cdh1発現量をノーザンブロッティングによるmRNA定量、また免疫組織染色による組織内タンパク発現量を測定。難治癌に対してCdh1の機能阻害が放射線増感効果をもつ可能性についてその発現量プロファイルによって推測。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Ocular adnexal mucosa-associated lymphoid tissue lymphoma treated with radiotherapy.2005

    • 著者名/発表者名
      Ejima Y
    • 雑誌名

      Radiother Oncol. 78(1)

      ページ: 6-9

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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