2年度目となる平成30年度は、①成都市の学校訪問調査を実施し、②文献レビューと聞き取り調査の結果を擦り合わせて「学校間資源共有」モデルの構築・精緻化を行うとともに、③学会発表および論文の執筆を通した研究成果の発表を行った。 ①学校調査の実施に関しては、文献レビューで構築したフレームワークおよびこれまでの研究で解明した枠組にもとづいた質問票を使って、成都市および同市の青羊区の教育委員会や関係機関および公立学校を訪問し、調査を実施した。 ②「学校間資源共有」モデルの構築・精緻化 これまでの文献レビューを終え、学校訪問調査の結果と擦り合わせて精緻化し、最終化を行った。 ③ 学会発表(香港比較教育学会、日本比較教育学会、日本教育社会学会)を通して世界の研究者と意見交換を行い、有益なコメントを得ることができた。
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