研究課題/領域番号 |
17F17790
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
佐藤 和毅 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (60235322)
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研究分担者 |
MACZNIK ALEKSANDRA 慶應義塾大学, 医学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2017-11-10 – 2020-03-31
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キーワード | スポーツ外傷予防 / 外傷リスク低減 / 女性アスリート / 青少年アスリート / 下肢外傷 / ACL外傷予防 / ランダム化実験 |
研究実績の概要 |
本研究は、3つの学会発表という形で具体的な成果を生み出した。そのうちの1つはオーストラリアでの国際会議での発表である。また、すでに3本の論文が掲載されている。その内の1つはthe Journal of Science and Medicine in Sports(impact factor (IF) 3.623)に掲載されており(整形外科およびスポーツ医学で最も高いIFが4.141)、今後さらに多くの論文を投稿する予定である。また、以下の側面により、この研究の科学的インパクトは大きいと考えられる。 (1)本研究は、エリートチームではなく、特に若年の部活動などの選手を対象とした最初の研究の一つである。(2)提供された運動プログラムは、以前に一度だけコホート研究で用いられた、臀部と体幹に焦点を当てた近位部へのアプローチに基づいて行った。 (3)本研究はクラスター無作為化比較試験である。(4)提供された運動プログラムはスポーツ外傷の減少に効果を認めた。(5)本研究は、参加者が提供したデータを含む個人およびチーム全体のレポートや、介入チームに対する運動プログラムと必要な用具(BOSUボール、バランスボール、5種類のセラバンド)の提供、対照群に対してもデータ収集後に運動プログラムの提供、研究者や研究に対して良好な関係を構築するために計測後に一時間半のセッションを含めて被験者の練習や健康に関する質疑応答機会の提供など、被験者への多くの利益を含んでいた。日本学術振興会特別研究員特別研究員はまた、通常使用される日本語に沿って「日常の」言語として英語を導入し、多くの研究や文化的会話を行うことにより、学部の国際文化の構築を目指してきた。フェローの毎日の存在は、部門のメンバーの多く、特に大学院生に、専門的な文脈で外国人と話し、理解する機会を提供した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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