研究課題/領域番号 |
17GS0210
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
浦川 順治 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (00160333)
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研究分担者 |
早野 仁司 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 准教授 (00173055)
大森 恒彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 講師 (80185389)
照沼 信浩 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 助教 (70237014)
荒木 栄 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 技師 (50391777)
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キーワード | 国際協力 / 素粒子実験 / 高性能レーザー / 光源技術 / ナノ制御 |
研究概要 |
2台の単純なファブリ・ペロー型光共振器を製作した。1台はレーザ逆コンプトン散乱実験に使用して、レーザと電子ビームの衝突技術を確立するのに使用している。他の1台はパルスレーザビームの蓄積および収束技術開発実験に使用している。一方、従来のパルスレーザをサブミクロンに絞込み、電子ビームと衝突させる実験を行い、6μmまで絞込むのに成功した。2008年の秋に1μm以下まで絞り込む実験を行う。また、レーザパルス蓄積実験では入射レーザパルスエネルギーの1000倍までの安定なレーザパルス生成に成功している。 共心型レーザ蓄積法から共焦点型レーザ蓄積法への計画変更は、高精度のビームサイズレーザワイヤーモニターを実現することが本学術創成研究の目的であり、色々な可能性を若手の研究者と開発することがより重要であると判断したことにも関連している。海外(特に英国、米国、フランス)からの研究者との共同開発レーザワイヤー装置の電子ビームラインへの設置計画及び実験はほぼ順調に進んでいる。現在、1μmの電子ビームサイズ測定の実験を行い、1.3GeV,1ミクロン電子ビームのプロファイルを精密に測定できるようにレーザパルスの時間空間制御技術の開発を進めている。一方、フランスの研究所との協力により、4枚ミラーの共焦点型共振器実験の準備を進めている。
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