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2022 年度 研究成果報告書

「研究に真に使える」歴史資料情報基盤の構築―データ持続性研究と人文情報学の実践―

研究課題

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研究課題/領域番号 17H00773
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 図書館情報学・人文社会情報学
研究機関国立歴史民俗博物館

研究代表者

後藤 真  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (90507138)

研究分担者 高田 良宏  金沢大学, 総合メディア基盤センター, 准教授 (30251911)
坂本 稔  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (60270401)
内田 順子  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (60321543)
岡田 義広  九州大学, 附属図書館, 教授 (70250488)
関野 樹  国際日本文化研究センター, 総合情報発信室, 教授 (70353448)
山田 太造  東京大学, 史料編纂所, 准教授 (70413937)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードDigital Humanities / Linked Data / IIIF / TEI
研究成果の概要

歴史資料のデータ基盤構築に関する総合的な研究を行った。多様な地域資料を対象とし、IIIFとRDF,TEIに基づくデータシステムの構築研究を実施し、関係する研究計画と連携しつつ、総合資料学情報基盤システム"khirin"を構築するに至った。khirinは、地域歴史資料を多様な形でデータとして蓄積し、公開するための基盤となり、本科研の事業終了後もさらに拡大し、所属する歴博の最先端データインフラとしても位置付けられるものになった。また、本事業の成果を踏まえ、地域歴史研究を地域の人とともに推進するなど、地域歴史研究実践の基盤ともなっている。

自由記述の分野

人文情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

とりわけ、画像・目録・テキストの三位一体のデータ基盤を作るため基本的な研究を行い、それが実際のデータ基盤として結実したことが、大きな学術的意義である。歴史資料の情報を効果的にデータとして入れ、それに対して歴史学の文脈でのメタデータを投入できたことは重要な成果である。加えて、地域における歴史資料情報をデータ基盤の中に入れることができ、地域社会のニーズに応じた歴史資料のデータ化と公開を可能にしたことも、重要な社会的意義である。

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公開日: 2024-01-30  

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