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2019 年度 研究成果報告書

食を起点とした地域価値共創のためのデータ収集・ 分析システム

研究課題

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研究課題/領域番号 17H00841
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関神戸大学

研究代表者

藤井 信忠  神戸大学, システム情報学研究科, 准教授 (80332758)

研究分担者 野中 朋美  立命館大学, 食マネジメント学部, 准教授 (60644812)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード情報システム / システム工学 / 人工知能 / 医療・福祉 / 栄養学 / オペレーションズ・リサーチ
研究成果の概要

本研究課題では,一人暮らしの高齢者を対象とし,日常の生活に欠かせない食を起点としながら食の履歴,健康データを収集し分析するための個別クッキングプレート・ネットワーク・システムの構築を試みた.食に関する客観的データだけでなく,配膳する人による対面コミュニケーションによる情報的・物理的両面からの支援を実現することで利用者の健康を維持し,地域の活性化を実現する価値共創の仕組み作りを提案した.福井県鯖江市の河和田地区を対象に簡便的な実証実験を行い,提案手法の有効性と今後の発展・システムの汎用化について検討した.

自由記述の分野

サービス工学,生産システム工学,都市デザイン

研究成果の学術的意義や社会的意義

福井県鯖江市はものづくりやIT推進で注目を集めているが,中心部から離れた河和田地区は高齢者率が30%を越えるなど,今後の日本各地で迎える超高齢社会をすでに迎えている課題先進地区でもある.実用化に道筋をつけた提案システムの活用によって食の改善を実現し,個人が元気になり,結果として地域活性化を実現できれば意義が大きい.
宅配業やIoT機器による地方在住の一人ぐらしの見守りを実現するサービスはあるが,荷物の配達等は毎日あるわけではなく,またIoT機器ではユーザの情報が取得できない場合も散見される.本研究課題では毎日必要な食を起点とした物理・情報両面からのサポートを実現し,将来の発展可能性も大きい.

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公開日: 2021-02-19  

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