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2022 年度 研究成果報告書

モンゴル高原史の「空白期」の解明を目指した異分野融合研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17H00938
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関新潟大学

研究代表者

白石 典之  新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (40262422)

研究分担者 鈴木 宏節  神戸女子大学, 文学部, 准教授 (10609374)
篠田 雅人  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30211957)
覚張 隆史  金沢大学, 古代文明・文化資源学研究センター, 助教 (70749530)
三宅 俊彦  淑徳大学, 人文学部, 教授 (90424324)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワードモンゴル遊牧王朝 / モンゴル高原 / 考古学 / 古気候 / ゲノム解析 / 鮮卑 / 柔然 / 阻卜
研究成果の概要

本研究は、モンゴル高原に興亡した歴代遊牧王朝の中で、史料に名を留めても実態が不明であった鮮卑、柔然、第1突厥、阻卜などを「空白期」と位置づけ、考古学を中心にすえ、それに文献史学、気候学、生化学も参画した異分野協業チームで、モンゴル国ゴルバン・ドブ遺跡という多時期の墓葬遺跡の調査研究をおこなった。新たな考古学的所見とともに、ゲノム解析や食性分析で実証的データを提示できた点は大きな成果といえ、「空白期」の実態解明へ端緒を開くことに成功した。

自由記述の分野

モンゴル考古学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で対象とした「空白期」は、世界史で知られた欧州におけるゲルマン民族の大移動や中国における五胡十六国の動乱との濃密なつながりが指摘されている。本研究での成果は、こうした出来事が起こったプロセス解明への手掛かりになるものと期待できる。また、考古学を中核にし、文献史学、気候学、生化学も参画した異分野協業チームでの成功は、新たな学術領域の創出への展開を期待させる研究となった。

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公開日: 2024-01-30  

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