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2020 年度 研究成果報告書

グローバル化する世界と冷戦期国際秩序の変容―デタントの動揺から新冷戦へ

研究課題

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研究課題/領域番号 17H00977
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関立命館大学

研究代表者

益田 実  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (40262985)

研究分担者 細田 晴子  日本大学, 商学部, 教授 (00465379)
齋藤 嘉臣  京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (10402950)
岡本 宜高  金沢大学, 法学系, 講師 (10747827)
橋口 豊  龍谷大学, 法学部, 教授 (20283385)
青野 利彦  一橋大学, 大学院法学研究科, 教授 (40507993)
三宅 康之  関西学院大学, 国際学部, 教授 (50363908)
妹尾 哲志  専修大学, 法学部, 教授 (50580776)
清水 聡  開智国際大学, 国際教養学部, 准教授 (50722625)
小川 浩之  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60362555)
池田 亮  東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60447589)
鳥潟 優子  同志社女子大学, 現代社会学部, 准教授 (60467503)
三須 拓也  東北学院大学, 法学部, 教授 (70405629)
山本 健  西南学院大学, 法学部, 教授 (70509877)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード冷戦史 / デタント / 新冷戦 / グローバル化
研究成果の概要

本研究は、いわゆるグローバル化として知られる世界的な規模の変化と、デタントの動揺から1980年代初頭の新冷戦に至る冷戦秩序の変化の間にいかなる関係があったかを問いかけることで、冷戦期に形成された国際秩序が冷戦終焉に向けて変容し始める過程を実証的かつ総合的に解き明かすことを目的とした。本研究はその成果として、1970年代半ば以降に進行したグローバル化が西側諸国を変質させ、東側諸国を衰退させ、第三世界を解体し、世界を一つの新自由主義的潮流に飲み込むことによって、デタントから新冷戦にいたる時期の冷戦対立の帰趨に決定的な影響をもたらしたことを明らかにした。

自由記述の分野

国際関係史

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は1970年代後半以降のグローバル化の進展と冷戦期国際秩序の変容の間に存在した連関を明らかにすることで、その後1980年代半ばから1990年代初頭にかけて急速に進展した冷戦終焉に至る過程への理解に大きな貢献を行うとともに、現在に引き続くポスト冷戦時代の国際秩序の形成過程の理解にも貢献するものである。

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公開日: 2022-01-27  

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