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2019 年度 研究成果報告書

危機の時代の社会運動? 誰がなぜ反原発/反安保法制運動に参加するのか

研究課題

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研究課題/領域番号 17H01005
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関徳島大学

研究代表者

樋口 直人  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (00314831)

研究分担者 大畑 裕嗣  明治大学, 文学部, 専任教授 (10176977)
松谷 満  中京大学, 現代社会学部, 准教授 (30398028)
原田 峻  金城学院大学, 人間科学部, 講師 (40733829)
佐藤 圭一  大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 研究員 (40757093)
永吉 希久子  東北大学, 文学研究科, 准教授 (50609782)
成 元哲  中京大学, 現代社会学部, 教授 (20319221)
平林 祐子  都留文科大学, 文学部, 教授 (30329578)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードデモ / 運動参加 / 反原発運動 / 反安保法制運動 / ネット右翼 / 3.11
研究成果の概要

3.11後の社会運動はどのようにして起こったのか。この問いを解明するべく、77,084名に対するウェッブ調査と、11,522人に対する郵送調査を行った。その結果、以下のことが明らかになった。(1)社会運動の参加者は、左派が主体であり、階層のような社会学的モデルよりはイデオロギーによる亀裂の影響が大きい。また、反原発運動の参加者の7割は反安保法制運動にも参加しており、デモへの参加それ自体が運動参加のハードルを低め、参加を促していることが明らかになった。(2)ネット右翼の比率は、先行研究と同様に2%弱であり、同様に階層ではネット右翼になる要因を説明できない。

自由記述の分野

社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

社会的に広く関心を集めた、反原発運動や反安保法制運動に関して、大規模調査により実像を示すことができた。運動参加に関しては、2020年6月に最初の本を刊行するため、まだ社会的な反響は得られていないが、2019年6月に刊行したネット右翼に関する書籍は、以下のような反響を得ており、そうした意味で社会の共有知識として広く認識される価値を持つ。すなわち、本研究はネット右翼の実像を解明した決定版と評価されており、東京新聞、日刊ゲンダイで大きく取り上げられた。

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公開日: 2021-02-19  

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