研究課題/領域番号 |
17H01031
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研究機関 | 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 |
研究代表者 |
海津 亜希子 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研究企画部, 主任研究員 (00342957)
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研究分担者 |
玉木 宗久 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 発達障害教育推進センター, 主任研究員 (00332172)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 学習困難 / 予防的支援 / アセスメント / 地域ワイド / 多層指導モデル |
研究実績の概要 |
本研究においては8つの下位研究を設定した(「web上でのタイムリーな情報提供(ユーザーとの双方向性を重視)」「実践研究協議会の開催(MIM研究会/MIM理解セミナー)」「教材・教師支援ツールの開発」「リーダー養成・研修の実施(MIM実践セミナー)/地域間情報共有会の開催(MIMサミット)」「3rdステージ児童のつまずき解明」「算数版MIM-PMの実用化」「読み版MIM-PMの他学年への適用」「MIMデジタル版の活用,学習履歴管理システムの実用化」)。これら8つ全ての下位研究において当初の計画を達成できた。「MIM理解/実践セミナーの開催」や「MIMサミットの開催」については,2019年度は山口,栃木,福岡,北海道で開催することができ,研究知見の提供はもちろんのこと,理解・啓発,さらには,本研究の根幹でもある地域協働支援が実現できた。特に,MIMサミットに参加した自治体が,2020年度以降,教育政策の中に,本研究の多層指導モデルMIMを導入するケースも多くみられた。2019年度の年度末には,学校教育にもコロナ禍の影響が多分に現れ,研究の効果検証が当該年度内に実施できず,一年の延長を申請した。セミナーやサミットの開催については断念せざるを得なかったが,webサイト上に「オンライン学習」を立ち上げ,指導実践を動画で発信,習得度を確認するプリント教材の提供も同時に行い,家庭学習等における習得の促進の一助になるよう努めた。また,2020年度に入り,一斉休校から明けた段階で,2019年度末に実施できなかった効果検証のテストを速やかに実施することもできた。また,先のMIMサミットに参加した後,教育政策にMIMを導入したが研修計画を断念した自治体に対しては,研修内容をDVDに録画し,配布を行い,自治体内の学校へ配信し,オンラインでの研修が実現できた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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