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2021 年度 研究成果報告書

X線結像ミラーを用いた次世代X線結像顕微鏡の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H01073
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 量子ビーム科学
研究機関名古屋大学 (2021)
大阪大学 (2017-2020)

研究代表者

松山 智至  名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (10423196)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワードX線 / X線顕微鏡 / X線結像ミラー
研究成果の概要

本研究では,キーデバイスであるAdvanced Kirkpatrick-Baez結像ミラーを世界に先駆けて開発することで,高性能な結像型X線顕微鏡の実現を目指した.
様々な観点から結像ミラーを設計・シミュレーションし,最適化したものを試作した.多層膜コーティングをすることで8keVのX線に対応した反射型レンズを開発した.SPring-8にてX線顕微鏡を構築しその性能を評価したところ,20nm構造を解像することができた.結像ミラーを用いたX線顕微鏡において世界最小分解能を達成することができた.

自由記述の分野

X線光学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高分解能なX線顕微鏡を開発できた点と,さらなる高分解能化のための足掛かりを得ることができた点が,本研究の主要な成果である.本研究がさらに進むことで,これまでは見ることができなかった試料や現象を高精細に可視化・分析し,その理解を深めることで新しい科学を拓くことが可能となる.例えば,昨今注目されている電池や触媒の挙動を詳細に可視化・分析することで,その性能を飛躍的に高めるなどが期待される.

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公開日: 2023-01-30  

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