研究課題/領域番号 |
17H01168
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
横山 祐典 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (10359648)
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研究分担者 |
大河内 直彦 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 分野長 (00281832)
Obrochta Stephen 秋田大学, 国際資源学研究科, 准教授 (60752540)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 古気候 |
研究成果の概要 |
現在進行中の気候変動と温暖化の将来について理解を深めるためには、気候モデルの精度向上が必須である。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)でも重要性が指摘されている。本研究では中緯度および低緯度の気候変動と高緯度の環境変化を高精度で復元することでそれらの関連性を明らかにした。環境復元を行う代替指標の精度の検証も行いつつ、複数を組み合わせて特に氷期以降の関連性について調べた。その結果、大気循環や海洋循環を通じ、グローバルな気候変動が伝播していたことが高精度に復元することができた。
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自由記述の分野 |
古気候学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在進行中のグローバルな気候変動の将来予測の高精度化にはモデルの動作特性の理解が重要である。将来の気候予測を高精度化するには、それらのモデルが過去の気候変動を正しく復元することができるかどうかの検証が重要なステップである。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)でも重要性が指摘されている。本研究では中緯度および低緯度の気候変動と高緯度の環境変化を高精度で復元し、大気や海洋循環を通じた関連性を明らかにした。この研究結果を気候モデルの制約条件として使うことで、将来予測の向上につなげることが可能である。
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