研究課題
基盤研究(A)
電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクスの評価手法の確立や、その体系化もすすめることが出来た。
触媒化学
再生可能エネルギーを利用しての、ほしいときにほしいだけ化学反応を駆動させることができる体系を見出し、その学理を構築し、多くの応用展開をはかることが出来た。これにより、今後オンデマンドで再生可能エネルギーを用いた低温化学反応を体系的に用いることができることが期待される。