研究課題/領域番号 |
17H01454
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村木 里志 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (70300473)
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研究分担者 |
福田 修 佐賀大学, 理工学部, 教授 (20357891)
易 強 静岡県工業技術研究所, ユニバーサルデザイン科, 上席研究員 (50505641)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 人類学 / テクノアダプタビリティ / 動作アシスト |
研究実績の概要 |
研究実施計画に記載した通り、本年度は特に研究成果の発信に取り組んだ。 まず、未発表の研究データを解析・整理し、論文投稿および学会発表を進めた。主に肘関節屈曲運動をアシストする研究(複数関節動作など)、歩行アシストカートを用いた研究の成果にて新規性・有用性が高い成果が多く得られ、論文投稿を進めた結果、国際誌に5編、国内誌に1編が掲載された。 また、これまでの研究において得られた研究成果を総括・解説したガイドブックを編集し、公開した。これは研究者向けでなく、動作アシスト機器を開発する企業や一般向けである。このガイドブック「人間の特性に配慮した動作拡張テクノロジー 動作アシストの設計指針」では、アシスト機器開発において人間のアシストに対する適応能への配慮がなされるべきであることを推奨するとともに、それらの根拠や指針についても解説した。さらに専門外でも理解できるようにグラフやイラストを多く取り入れるなどの工夫をするとともに、日本語、英語にて編集した。完成したガイドブックは国内外のアシスト機器製作企業や研究所等に発送するとともに、Web上やSNS上でも紹介した。一部の企業からはレスポンスがあり、研究成果が製品開発に参考になるとの意見を頂いた。直接企業を訪問し、研究成果を説明するなどの活動も行った。以上の取り組みは研究代表者、研究分担者、研究協力者にて行った。尚、ガイドブックは下記のURLにて閲覧できる。 https://www.design.kyushu-u.ac.jp/~muraki/
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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備考 |
英語版タイトル:Assistive Technology Considering Human Characteristics -Design Guideline for Power Assistance-
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