研究課題/領域番号 |
17H01553
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
上島 弘嗣 滋賀医科大学, アジア疫学研究センター, 特任教授 (70144483)
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研究分担者 |
三浦 克之 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
中川 秀昭 金沢医科大学, 総合医学研究所, 教授 (00097437)
坂田 清美 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50225794)
斉藤 重幸 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (60253994)
奥田 奈賀子 人間総合科学大学, 人間科学部, 教授 (80452233)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | メタボローム / 公衆衛生学 / 疫学 / 国際共同研究 |
研究実績の概要 |
2019年度は当初の予定通り、血清380検体の核磁気共鳴分光法 (1HNMR) (MRC-NIHR National Phenome Centre、MetaBoss Technology Ltd) を用いたメタボローム測定を終えた。
2019年11~12月に、当講座より教授、准教授および大学院生らがメタボローム測定が実施されているImperial College London National Phenome Centre(https://www.imperial.ac.uk/phenome-centre)へ赴き現場視察を行うとともに、現地のHands-on Metabolic Profiling Courseを受講し、メタボローム解析に関する知識を得た。Imperial College Londonの主任研究者らと今後の研究計画について議論した。 平成29年度に遅れがあったが、現在を遅れを取り戻している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1年目(平成29年度)にハワイからロンドンへの輸送手続きおよび事務関連作業に遅れが生じたことから、実質2年目(平成30年度)からのスタートとなったが、Imperial College Londonでのメタボローム測定が順調に進んでいることから、現時点ではおおむね順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、Imperial CollegeにてNMRを用いたメタボローム解析および同定の作業を残り230血液検体に対して行うと同時に、全対象者の超高速液体クロマトグラフ質量分析計(UPLC-MS)を用いた血中のメタボロームの質量分析も実施することを計画している。NMRおよびUPLC-MSデータによる分析および一連の統計ツールを用いて、血圧をはじめとした循環器疾患のリスク因子に関連する代謝物を探る。
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