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2022 年度 研究成果報告書

CARMA確率場モデルの開発と大規模時空間データ分析への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 17H01701
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 統計科学
研究機関東北大学

研究代表者

松田 安昌  東北大学, 経済学研究科, 教授 (10301590)

研究分担者 栗原 考次  京都女子大学, 宗教・文化研究所, 教授 (20170087)
西井 龍映  長崎大学, 情報データ科学部, 教授 (40127684)
矢島 美寛  東北大学, 経済学研究科, 客員教授 (70134814)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード空間データ / 時系列 / スペクトル / フーリエ変換 / Whittle推定 / 時空間データ
研究成果の概要

我々の研究成果は、時空間モデルの理論と応用に関する以下の4点にまとめられる。まず、空間CARMAモデルの周波数領域における推定法を提案し、一致性と漸近正規性により正当化したことである。次に、空間CARMAモデルを定常モデルから非定常モデルに拡張したこと、3点目として、大規模時空間データを空間関数データの時系列サンプルとみなし、関数回帰モデルによる時空間データ間の関係を分析する方法を確立した。最後に、社会科学分野における応用研究を実行し、幸福度と地域特性の関連を明らかにした。

自由記述の分野

データサイエンス

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年のICT技術の進歩は大規模な時空間データの収集を可能とし、社会科学分野においても蓄積されつつある。本研究は、大規模な時空間データのモデルを提案し、非定常モデルに拡張し、さらに空間データ回帰分析に拡張した。順番がつかない空間データをフーリエ変換することで近似的に独立とみなして推定を行うWhittle推定法を提案し、その良さを漸近理論を使って確立したところに、本研究の学術的な意義がある。さらにその実際の有効性を幸福度サーベイデータに応用して実証したところに、社会的な意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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