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2020 年度 研究成果報告書

深層学習を用いた細粒度な三次元形状類似検索・自動注釈付与技術の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17H01746
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 マルチメディア・データベース
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

青野 雅樹  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00372540)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード三次元形状類似検索 / 部分形状表現 / 三次元部分形状検索 / 3Dシーン / 3Dアセンブリ / 自動注釈付与
研究成果の概要

深層学習に基づく細粒度な3D形状類似検索手法の開発、新たな部分形状表現の提案、ならびに物体に対する自動注釈付与技術を開発した。対象としたデータは3Dシーン、3Dアセンブリデータベース等の多数の3D物体からなる複雑なデータである。
3Dシーンに基づく部分形状表現として細粒度にわたり高精度に3Dシーンを認識できるTVS (Tri-projection Voxel Splatting)法、位相構造に基づく TBPSR(Topology Based Partial Shape Retrieval)法、ならびに品詞情報をDecoderに用いた高精度な3Dシーン画像に対する自動注釈付与手法を開発した。

自由記述の分野

三次元形状類似検索 特徴量抽出 深層学習

研究成果の学術的意義や社会的意義

小規模~中規模の3Dデータ(データ数1万以下)のものでは、高精度な三次元形状類似検索が知られていたが、本研究を通して10万~100万程度のビッグデータかつ複雑な3Dデータに対して、細粒度な検索が可能な部分形状を定義できた。このことで、機械部品、輸送用機械に代表される製造業や建築産業に対して、大規模な3Dデータから、小領域空間にある部分形状だけ与えて、それを含む複雑な3Dシーンや3Dアセンブリが高精度に検索できるようになった。今回開発したスケーラブルな部分検索手法は我々が知る限り、実用化されていない。また、自動注釈付与技術は、膨大な3Dデータを管理するシステムに付加価値を与えてくれる意義を持つ。

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公開日: 2022-01-27  

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