研究課題
韓国の検索エンジン会社最大手のNaver Corporationと共同で、国際評価型会議第15回NTCIR (NII Testbeds and Community for Information Access Research)において、Dialogue Evaluation Task 1を運営した。このタスクには国内外から7研究機関の参加があり、盛況であった。またこの副産物として中英ヘルプデスク対話データセットDCH-2を完成させ、対話研究コミュニティで利用できるようにした。上記NTCIR-15においては、オーガナイザとしての論文と、参加チームとしての論文2件を発表した。また、第16回NTCIR向けに提案した第2回Dialogue Evaluation Taskも採択が決まった。さらに、対話品質評価に役立つ評価指標としてSIGIR 2018にて提案したRSNOD (Root Symmetric Normalised Order-aware Divergence のの有効性を、NTCIRのデータに加えてSemEvalという別の自然言語処理タスクのデータにより示し、ACL-IJCNLP 2021にプルペーパーを投稿した。最終的な査読結果が出るのは5月であるが、3月時点でのrebuttal向け暫定査読結果は大変評価の高いものであった。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2020 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件) 備考 (1件)
http://sakailab.com/dialeval1/