研究課題/領域番号 |
17H01981
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
道法 浩孝 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 教授 (90457408)
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研究分担者 |
蒲生 啓司 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 教授 (90204817)
伊谷 行 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 教授 (10403867)
草場 実 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (00737851)
北川 晃 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (90450684)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 科学教育 / 科学技術教育 / 教員養成カリキュラム / 科学技術リテラシー / カリキュラム開発 / 教材開発 / 実験とものづくり |
研究実績の概要 |
これまでの研究において,我々が構築した科学技術教育教員養成カリキュラムを実施し,カリキュラムに新設した科学と技術を融合した授業科目について,授業内容の精査と詳細な検討とともに実践結果の評価・分析を行い,開発したカリキュラムが,既習の知識・技術を活用した教材・教具の開発力,科学と技術を一体的に捉えた中学校段階等における教育課程開発力に対し,一定の有効性を示唆する成果を得ることができた. 令和元年度は,これまで実施してきた科学と技術を融合した新設授業科目に対する評価に加え,教育実習,教職実践演習及び卒業研究等実践的な内容を伴う教員養成課程における一般的な授業科目に対する評価も実施し,総合的な視点から,本プログラムを通して科学と技術の一体的・総合的指導力を有する教員としての資質・能力が身についているかどうかを分析し,プログラムの有効性の検証を行った. 3・4年次に理科及び技術科それぞれの教科について実施している教育実習では,学生の研究授業及びその準備段階における教材研究場面において,科学と技術双方の内容及び教科指導に対する知識・技術を有していることが効果的に機能している場面を窺うことができた.またそれに続く教職実践演習では,理科と技術科で高い関連性及び一体性を有する「科学・技術と人間」,「エネルギー変換」を教材とした授業を通して教育実習の振り返り及び大学4年間のまとめを行った.さらに卒業研究では,理科,技術科に加えて数学の各教科間でデータ・情報・知識の相互活用を容易にする科学技術融合STEM型教材の開発研究を行い,電気回路の設計学習を通した,3つの教科内容を融合した学習指導計画及び学習展開の検討・提示を行った. 以上に加えて本年度は,本研究課題最終年度にあたるため,これまでの研究を取りまとめ,学会発表及び学術論文化を通して,成果の公表を行った.
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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