研究分担者 |
宮下 孝広 白百合女子大学, 人間総合学部, 教授 (00190778)
走井 洋一 東京家政大学, 家政学部, 教授 (30347843)
北村 克久 星槎大学, 共生科学部, 非常勤講師 (50762671)
加藤 美由紀 川村学園女子大学, 教育学部, 准教授 (70706829)
三宅 志穂 神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (80432813)
西垣 佳織 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (90637852)
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研究実績の概要 |
2020年度までに行ってきた理論的背景に関する調査をまとめ,学会口頭発表や論文発表を行った(加藤・大貫, 2021; 走井・大貫, 2021; 宮下, 2022)。また,これらの理論的背景をふまえて意思決定や合意形成等までを見据えたプログラムの開発を行った。その上で,各大学の建学の精神や、カリキュラム・マップ上の科目の位置づけと呼応させた具体的な教育プログラムについて実践的研究を行った。2020年度より続いていた新型コロナウイルス感染症流行拡大の影響があったため,各大学の状況等に即してプログラムの改変等を行ったり,2021年度内に予定していた調査を2022年度に繰り越して行った部分もあった。これらの教育プログラムに関する成果分析等についても学会口頭発表や論文発表等を行った(Ohnuki, Ishizawa and Shiihashi, 2021a; Ohnuki, Ishizawa and Shiihashi, 2021b; 大貫, 2021; 石沢・大貫ら, 2021; 北村・大貫, 2021; 三宅・大貫, 2021; 三宅・大貫, 2022; 大貫・石沢・椎橋, 2022; 走井, 2022; 石沢・大貫ら, 2023; 大貫, 2023; 加藤・大貫, 2023)。 また,研究総括として最終報告書(全104頁)を作成した。ここでは,大学教養レベルで育成すべき生命科学に関するコンピテンスに関する整理や日本の女子大学生の科学観の特徴,着目すべき概念であるヘルスプロモーション等を説明した上で,生命科学に関するトピックについて学生が知ることと,それらを根拠としながら学生自身が意思決定や合意形成を行っていくことをコアとした具体的な教育プログラムについて,検討の経緯や実践成果等をとりまとめ報告した。
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