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2020 年度 研究成果報告書

グローバル対応型STEM高等教育の国際比較を通した頭脳循環プログラム開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17H01986
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関同志社大学

研究代表者

山田 礼子  同志社大学, 社会学部, 教授 (90288986)

研究分担者 山田 亜紀  玉川大学, リベラルアーツ学部, 助教 (30768776)
木村 拓也  九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (40452304)
STEVENSON W.R.  同志社大学, 社会学部, 准教授 (40707189)
杉谷 祐美子  青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (70308154)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードSTEM / 高等教育 / グローバル・コンピテンス / 国際比較 / 頭脳循環プログラム / グローバル対応
研究成果の概要

4年間に3つの国際比較調査研究を行い、質問紙調査や海外訪問調査の分析により、STEM分野の頭脳循環プログラムは、最終的にバーチャルな体験であったとしても、入念に準備した事前学習、現地社会の学習、海外で学ぶべき内容をオンラインで提供するカリキュラム、課題、プレゼンテーションや討議等を組み入れ、海外大学との双方がプログラムを共同開発することでオンライン型頭脳循環プログラムでもGCを獲得する可能性は高い。国際移動が前提となる頭脳循環プログラムは、これまで通りの対面式での実装が可能かは不明なCOVID-19状況において、国際移動を伴わないオンライン型海外研修プログラムはその代替になり得る可能性がある。

自由記述の分野

高等教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

GCの獲得状況をSTEM分野の卒業生と対象軸としての人文・社会科学の卒業生を対象に日米中の3ヵ国総計4600人以上へのオンライン質問紙調査による大規模国際比較調査の意義が大きい。米国ではSTEM分野のグローバル労働市場での流動化に備えてGCを醸成するためのプログラムが1990年代から始動していたこと、中国では、1990年代から加速的に高等教育の国際化が政策的にも進められた結果、GCの獲得に関する自己評価が高いこと、日本では、1990年代は限定的に威信の高い大学でGCに関係するプログラム等が進展していた事が新たな知見として得られ、本知見はSTEM分野のGC獲得のための基礎資料となる有用性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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