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2019 年度 研究成果報告書

腎臓リハビリテーション:透析導入防止の適応疾患条件拡大に向けた検証と機序解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02118
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関東北大学

研究代表者

上月 正博  東北大学, 医学系研究科, 教授 (70234698)

研究分担者 伊藤 修  東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (00361072)
原田 卓  東北大学, 医学系研究科, 准教授 (70292216)
井添 洋輔  東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (00432790)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード慢性腎臓病 / リハビリテーション / 腎臓リハビリテーション / 運動療法 / 腎保護作用 / 作用機序
研究成果の概要

さまざまな腎障害動物モデル、例えば腎障害を引き起こす食塩感受性Dahl salt-sentitive ratに対する運動療法の腎保護作用機序や、腎障害を引き起こす高フルクトース食下のSprague-Dawley rat対する運動療法の腎保護作用機序の検討により、運動の腎保護の作用機序には、従来指摘してきた腎内NO産生亢進に加えて、腎内酸化ストレスの低下、腎内20-HETEやcytochrome P450活性亢進、脂質代謝の改善など、様々なものがあることなどが初めて明らにした。これらの結果を英文誌や国際学会で発表し、参議院議員会館のCKD議連で講演と適応疾患条件拡大に向けたアピールを行った。

自由記述の分野

リハビリテーション医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

運動の腎保護の作用機序には、従来指摘してきた腎内NO産生亢進に加えて、腎内酸化ストレスの低下、腎内20-HETEやcytochrome P450活性亢進、脂質代謝の改善など、様々なものがあることが初めて明らかになり、透析導入防止のための新しい治療法につながる可能性が示唆された。また、研究代表者は日本腎臓リハビリテーション(リハビリ)学会理事長として2018年に腎臓リハビリテーションガイドラインを、2019年には英語版を出版し、2020年2月には研究代表者が参議院議員会館で患者と共に慢性腎臓病対策を推進する議員連盟(CKD議連)に招かれ、講演と適応疾患条件拡大に向けたアピールを行った。

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公開日: 2021-02-19  

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