研究課題
本研究の目的は、“やる気”に関わる腹側被蓋野-側坐核の神経メカニズムを明らかにし、この“やる気の回路”を強化することで機能回復を効率的に促進する新たなニューロリハビリテーション法を提案することである。本年度は、覚醒下においてラットの同時計測MRIを実施すべく、非金属材料を用いた頭部固定具を開発し、頭部拘束および雑音環境への馴化法を確立した。
2: おおむね順調に進展している
本研究を実施する上で新たな実験系の構築が必要である。初年度はそれらを1つずつセットアップし、開発した技術やその手法によって得られた知見をまとめ論文化している。このように着実に研究目的に向かって実験が進んでおり、順調に進んでいると判断した。
引き続き、研究協力者との定期的なグループミーティグにおいて緊密にディスカッションしなから研究計画に沿って実験を進めて行く。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)
Neuroscience
巻: 364 ページ: 143~156
10.1016/j.neuroscience.2017.09.021
Japanese Journal of Radiological Technology
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10.6009/jjrt.2017_jsrt_73.12.1277