研究課題/領域番号 |
17H02126
|
研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
疋島 啓吾 沖縄科学技術大学院大学, 実験動物セクション, MRIスペシャリスト (30420219)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
キーワード | MRI |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、“やる気”に関わる腹側被蓋野-側坐核の神経メカニズムを明らかにし、この“やる気の回路”を強化することで機能回復を効率的に促進する新たなニューロリハビリテーション法を提案することである。本年度は、昨年度開発したラットの覚醒下同時計測MRIとMRIボア内で脳刺激中の動物の行動を視覚的に評価するための光ファイバーを用いた近赤外の内視鏡システムを用い、行動中の脳活動計測の検討を行った。また、運動課題時の脳機能計測により適したデバイス開発として超音波計測実験のセットアップを行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究を実施する上でMRIを用いた行動課題中の計測システムを構築した。さらに、行動課題時のMRI計測の問題を解決すべく、新たに超音波計測システムの構築を進めており、当初の予定より優れた脳機能計測技術が実現しつつある。このように着実に研究目的に向かって実験が進んでおり、順調に進んでいると判断した。
|
今後の研究の推進方策 |
引き続き、研究協力者との定期的なグループミーティグにおいて緊密にディスカッションしなから研究計画に沿って実験を進めて行 く。
|