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2019 年度 研究成果報告書

関節内低酸素環境に着目したHIF-1α誘導運動療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02136
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

新井 祐志  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50347449)

研究分担者 久保 俊一  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (20178031)
中川 周士  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30643382)
井上 裕章  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60457968)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード軟骨 / 低酸素環境 / メカニカルストレス / 伸展刺激 / HIF-1α
研究成果の概要

定常酸素環境下(21%)、低酸素環境下 (5%)において自動伸展培養装置を用いて間欠的なmechanical stressを加えた。酸素環境、伸展強度、刺激時間によって遺伝子の挙動は異なり、低酸素環境下での軟骨細胞のmecanical stress応答機構は定常酸素環境下とは異なった。低酸素環境下では、mechanical stressを加えるとHIF-1α が有意に上昇し、anabolic factorは上昇、catabolic factorは低下していた。低酸素環境下では、HIF-1αが軟骨基質代謝を制御している可能性がある。

自由記述の分野

軟骨代謝

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた知見により,運動療法のメカニズムが究明できれば,OA の発症,進行を予防できる新たな運動療法の道が拓ける.さらに本研究の先には,現行の薬物療法と組み合わせることで相乗的に anabolic な効果を得られる革新的な運動療法が開発できる可能性もある.本研究の成果により健康寿命の延長をもたらし,年々増加する医療費の抑制に繋がることが期待される.

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公開日: 2021-02-19  

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