研究課題
今年度は、以下の結果を得た。1)薬剤誘導性1型糖尿病モデルが、2型糖尿病モデルとは異なるパターンの認知機能障害を示す時、脳代謝調節経路下流分子の一つに共通の変化が生じる一方、1型糖尿病に伴う認知機能障害には、脳代謝調節経路の主要調節因子の変化は付随しないことを見出した。2) 次世代型アルツハイマー(AD)モデルマウスが中年期以降で認知機能低下を示す時、2型糖尿病モデルと類似の当該経路主要調節因子の変化が付随することがわかった。3)老齢マウスが認知機能低下を呈する時、2型糖尿病モデルと同様の当該経路主要調節因子の変化が連動することが明らかとなった。
3: やや遅れている
使用予定だった変異マウスを、繁殖、交配から、再作製しなければいけない問題が起き、研究方法を一部見直す必要があるため。
マウスの再作製により、使用可能な条件、個体数が揃った場合は、予定していた解析を実施する。同時に研究方法の一部を再検討する。
すべて 2018
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 1件)
医療の広場
巻: 58 (5) ページ: 4-6
FEBS Open Bio.
巻: 8(7) ページ: 1104-1118
10.1002/2211-5463.12436
Geriatr Gerontol Int.
巻: 8(6) ページ: 929-936
10.1111/ggi.13286
J Stroke Cerebrovasc Dis.
巻: 27(8) ページ: 2096-2105
10.1016/j.jstrokecerebrovasdis.2018.03.012
Intern Med.
巻: 15; 57(16) ページ: 2399-2402
10.2169/internalmedicine.9454-17
Neurosci Res.
巻: 133 ページ: 58-63
10.1016/j.neures.2017.11.005
Brain Res.
巻: 1696 ページ: 63-70
0.1016/j.brainres.2018.06.003
巻: 27(8) ページ: 2166-2174
10.1016/j.jstrokecerebrovasdis.2018.03.014
巻: 27(11) ページ: 3084-3094
10.1016/j.jstrokecerebrovasdis
J Neurosci Res.
巻: 96(10) ページ: 1707-1716
10.1002/jnr.24270
巻: 96(12) ページ: 1887-1899
10.1002/jnr.24326
月刊 糖尿病
巻: 112, 10(7) ページ: 38-42