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2020 年度 実績報告書

政治的抑圧からの回復期におけるアジアの子どもの身体・文化・生活の相互変容研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H02192
研究機関金沢大学

研究代表者

佐川 哲也  金沢大学, 人間科学系, 教授 (70240992)

研究分担者 國土 将平  中京大学, スポーツ科学部, 教授 (10241803)
小磯 透  中京大学, スポーツ科学部, 教授 (40406674)
中野 貴博  中京大学, スポーツ科学部, 教授 (50422209)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード子ども / ミャンマー / スリランカ / 大規模調査 / ライフスタイル / 発育発達
研究実績の概要

2020年度は4年計画の4年目であり,研究総括年であったが,2020年4月のCOVID-19パンデミックにより,やむなく共同研究活動を停止した。2022年度にCOVID-19の影響が低減され,国家間移動も徐々に許可される中で最終年度として研究を総括する決断をした。
ミャンマー研究は,2021年2月に国軍が起こしたクーデターにより,共同研究機関であるヤンゴン教育大学は閉鎖され,研究者の一部は大学を去り共同研究体制が崩壊した。2022年に入り大学は再開されたが,研究組織は解体されたままであり,同国を訪問して安全に研究総括をすることは困難であると判断した。スリランカ研究は,2022年7月に深刻な経済危機に陥ったが,年度末に状況が改善したことから研究総括の実施を決断した。
7月22日に中京大学で国内研究会を開催し,最終年度の総括方針を確認し,作成した統計書の確認とこれを活用した現地報告会の進め方等について意見交換した。
3月20-24日にスリランカのケラニヤ大学,スリランカ教育省を訪問するとともに,学校訪問を行った。教育省では学校保健栄養課長に面会して『アジア子ども調査統計2019』を寄贈し,2019年度調査におけるスリランカ児童生徒の生活習慣の特徴,栄養摂取と発育について報告するとともに,この統計の活用と共同研究体制の継続について意見交換した。ケラニヤ大学では副学長を表敬し,研究成果報告と共同研究体制の継続について意見交換をした。また社会科学部教員らとともに国際学術ワークショップを共同開催し,スリランカ児童生徒の生活習慣とOD,栄養摂取と発育,学校の楽しさと子どもの価値観について,『アジア子ども調査統計2019』を確認しながら,調査結果の解釈について議論を行った。共同研究体制の維持について確認を行った。
研究代表者は,研究成果の一部を3月の日本発育発達学会で発表した。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [国際共同研究] University of Kelaniya/Ministry of Education(スリランカ)

    • 国名
      スリランカ
    • 外国機関名
      University of Kelaniya/Ministry of Education
  • [学会発表] 海外調査の魅力と子どもの健康を説明する指標「学校の楽しさ」-南アジア・東南アジアの子ども基本調査からの報告-2023

    • 著者名/発表者名
      佐川哲也
    • 学会等名
      日本発育発達学会第21回大会
    • 招待講演
  • [学会発表] ミャンマーにおける政治的抑圧からの回復期における生徒の価値観の変化2022

    • 著者名/発表者名
      佐川哲也,國土将平,中野貴博,小磯透
    • 学会等名
      日本発育発達学会第20回大会

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公開日: 2023-12-25  

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