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2019 年度 研究成果報告書

超高感度血漿分析技術とin silico 探索法による新規ペプチドホルモンの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02206
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生物分子化学
研究機関北里大学

研究代表者

小寺 義男  北里大学, 理学部, 教授 (60265733)

研究分担者 七里 眞義  北里大学, 医学部, 教授 (10206097)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードプロテオミクス / ペプチドミクス / 血漿 / 生理活性ペプチド
研究成果の概要

我々は、(1)独自に開発した血中ペプチドの高効率抽出技術と、(2)高感度・高精度質量分析技術、さらに、(3)ペプチドの損失を極力抑えるために最適化した(1)(2)をつなぐ各技術を組み合わせて、高感度ペプチドミクス技術(探索感度~pM)を構築した。本研究では、この技術を用いてin silico ペプチド探索法で探索した生理活性ペプチドを血漿中で初めて直接検出することに成功した。さらに、網羅的に探索したペプチドの一部について合成ペプチドを調製し、各種培養細胞を用いた細胞応答の評価、in vivo 生理活性の検討を経て、新規ヒト生理活性ペプチド候補の提案を行った。

自由記述の分野

プロテオミクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

ペプチドを直接の治療薬として、または創薬シーズとして開発するペプチド創薬への期待は大きいが、新規生理活性ペプチドを効率よく探索する方法論は模索段階にすぎない。近年、オーファンGタンパク共役型受容体(GPCR)を用いる手法が成果を挙げたが、同定される新規因子は年々減少し、現在も 100 以上の GPCR のリガンドは未同定である。そこで、本研究では、我々の開発した超高感度血中ペプチド探索法を軸に、生理活性ペプチドの新たな探索法を提案し、新規生理活性ペプチドを探索することを目指している。

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公開日: 2021-02-19  

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