研究課題/領域番号 |
17H02285
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
デフェランティ ヒュー 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (90646598)
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研究分担者 |
井上 貴子 大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (10307142)
宍倉 正也 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 研究員 (90781766)
齋藤 俊輔 大東文化大学, 外国語学部, 特任講師 (90794470)
GILLAN Matthew 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (50468550)
ホープ トム 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (90618779)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | music / minorities / migration / community / Japan / Australia |
研究成果の概要 |
本研究では、21世紀の日本社会において推進すべき多文化理解への実質的貢献を目指した。英語と日本語による学術論文、国内外の学術会議、ウェブサイトで公表された事例研究は、多様な移民集団による活発な音楽舞踊実践を示している。そこから、首都圏在住の移民集団の音楽実践の文脈や意味が変容したこと、「多文化共生」というあいまいな理想の下で、日本の各種行政機関が移民の音楽活動を戦略的に流用していること、日本で画一的な「民族」アイデンティティを演じることに明瞭な嫌悪感を抱く集団も存在すること、過去の人種差別的偏見や今日の排他的状況に直面しても、音楽活動は異文化体験の場として重要であることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
音楽学, Musicology
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Research data has shed first light on musicking among several newcomer ethnic communities of Tokyo in the C21st, as well as overseas Japanese migrants in the C20th. Case study articles and collections have been published in Japanese and English, with another edited collection now under peer review.
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