研究課題/領域番号 |
17H02314
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
小林 健二 国文学研究資料館, その他部局等, 名誉教授 (70141992)
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研究分担者 |
齋藤 真麻理 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (50280532)
恋田 知子 国文学研究資料館, 研究部, 准教授 (50516995)
海野 圭介 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (80346155)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 語り物芸能 / 幸若舞曲 / 絵巻 / 絵本 / 屏風絵 / 古浄瑠璃 / 説経 / 海外調査 |
研究実績の概要 |
最終年度は共同研究の研究会と資料調査を進めるとともに、共同研究の成果をまとめて論文集として刊行した。具体的な活動は以下の通り。 1)通算して第5回目の研究会を2019年4月14日に海の見える杜美術館において、名古屋大学「頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム」との共催で行った。発表者は酒井公子と畑有紀。第6回目の研究会を2019年8月23日に鹿児島市立美術館において行った。発表者は齋藤真麻理と下原美保。また、2019年4月13日に海の見える杜美術館において行われた公開シンポジウム「『舞の本』と華麗なる江戸絵巻・絵本の世界」の開催に協力した。講師は小林健二、石川透、髙岸輝である。 2)研究代表者の小林健二が監修し、谷川ゆきが担当した海の見える杜美術館における特別展「幸若舞曲と絵画―武将が愛した英雄たち」(期間は2019年3月2日~5月12日)の開催に協力し、特別展図録(小林健二監修、谷川ゆき・恋田知子・粂汐里執筆)を刊行した。 3)在外資料の調査は、2019年8月に小林健二が酒井公子・ベレニ スメラーの協力を得てベルリン東アジア美術館の『舞の本絵巻』を、また、2020年1月に小林健二が谷川ゆきの協力を得てフランス国立図書館にて『舞の本絵巻』の調査と撮影を実施した。これにて、現在確認できる『舞の本絵巻』の調査を完了した。 4)研究分担者・協力者のこれまでの研究成果をとりまとめて、2020年3月20日に論文集『絵解く 戦国時代の絵画と芸能 描かれた語り物の世界』を三弥井書店から出版した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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