研究課題
3年目である2019年度の研究業績の概要は次のとおりである。(1)国内企業(サービス業および製造業)における受け入れの実態と研修プログラムの成果を踏まえ、①企業が受け入れ環境をどのように整備したか、②研修受講者の受け入れ意識が意識がどのように変化したかについて、当該企業の関係者と共に学会で発表(パネルセッション)を行った。(2)日本語教師と企業関係者との協働の在り方について問題提起をし、学会で事例を発表し、内容をまとめたものを論文にして公表した。(3)企業調査によって収集したデータからケース教材を作成し、一部を出版し公表した。(4)ケース教材をもとに企業研修や異業種交流型研修を行った成果を学会発表した。(5)研修プログラム開発・検証、教師教育の観点から国内外で講演を行い、日本語教育における課題を見出した。(6)(5)をもとに、調査研究を進め、就労者向け「指導者Can-do Statements」の記述を開始した。(7)本研究の理論的枠組みである協働学習(ピア・ラーニング)について、アジアのグローバル化を背景としてどのように実践されてきたか、そしてこれからどのような方向性に行く可能性があるかなどについて図書にまとめ発表した。上記の成果は国内の学会発表や研究発表に加え、韓国、キルギス、タイ、ベトナム、台湾等の講演(招聘講演を含む)を通じて公表した。なお、ベトナムで教師研修及び企業調査を行う予定であったが、コロナ禍で出国が認められず、次年度に調査が延期された。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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日本言語文化研究会論集
巻: 15 ページ: 1-14
大学生の能動的な学びを育てる日本語教育 協働から生まれる台湾の授業実践
巻: 第1章 ページ: 1-29
早稲田日本語教育学
巻: 26 ページ: 167-177
協働学習の授業デザインと実践の手引き―韓国の日本語教育の現場から― 韓国協働実践研究会編
巻: 1 ページ: 226-238
大学生の能動的な学びを育てる日本語教育―協働から生まれる台湾の授業実践― 台湾協働実践研究会編
巻: 1 ページ: 17-29
多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
巻: 23 ページ: 43-52
日本語教育方法研究会誌
巻: 25 (2019) No. 2 ページ: 128-129
巻: 25 (2019) No. 2 ページ: 52-53