研究課題/領域番号 |
17H02399
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
井谷 鋼造 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (60144309)
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研究分担者 |
吉田 豊 京都大学, 文学研究科, 教授 (30191620)
横地 優子 京都大学, 文学研究科, 教授 (30230650)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 国境横断的研究 / アラビア文字金石文資料 / イラン / アゼルバイジャン / トルコ |
研究実績の概要 |
令和元年度は当初の研究計画に基づき、研究課題に従った研究を遂行した。2019年9月に研究代表者はアゼルバイジャン、ジョージア、トルコで現地調査を行ない、研究のための必要な資料を収集した。3年間でアゼルバイジャン共和国には3回、トルコ共和国には4回の現地調査に赴いており、収集した研究資料は質量ともに充実したものとなっている。また、この年度中に研究代表者は研究成果の概要を2019年11月2日、多数の来聴者が参加した公開講演(史学研究会大会・京都大学文学部第3講義室で開催)において発表した。(「アラビア文字刻銘文資料とセルジュク朝史研究」)2020年になると新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い、研究活動を停止せざるをえなくなり、その状況は現在までも続いている。 研究費の一部は、令和2年度に繰り越したが、外国出張などの現地調査は実行不可能な状態であり、新たな研究材料を入手することは出来ないので、令和2年度末に前年度の研究費繰越額を使用して研究成果報告書Ⅰ(2021年3月刊行、中西印刷)を紙媒体で印刷刊行し、関係する研究者に配布した。この研究成果報告書は2017年3月のイラン調査、同年9月のアゼルバイジャンでの調査結果を中心に研究成果の概要を提示したものであり、この機会に刊行する意義は大いにある。ただし、この報告書は今回の研究成果の約半分を収録したものに過ぎず、引き続いて残りの研究成果報告を早急に作成すべく、準備をしている。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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