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2019 年度 研究成果報告書

先端光学機器によるオスティア・アンティカ遺跡・遺物の文字情報調査

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02410
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関上智大学

研究代表者

豊田 浩志  上智大学, 文学部, 教授 (20112162)

研究分担者 西山 要一  奈良大学, その他部局等, 名誉教授 (00090936)
渡部 展也  中部大学, 人文学部, 准教授 (10365497)
堀 賀貴  九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (20294655)
池口 守  久留米大学, 文学部, 准教授 (20469399)
鷲田 睦朗  神戸市外国語大学, 外国学研究所, 非常勤講師 (20804628)
江添 誠  神奈川大学, 外国語学部, 非常勤講師 (80610287)
坂口 明  日本大学, 文理学部, 教授 (10153876)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードオスティア・アンティ遺跡 / 3Dレザースキャニング / 落書き / 遺跡・遺物調査 / 港町 / ポンペイ / エルコラーノ
研究成果の概要

今回は、オスティア遺跡管理事務所のほうから提案された「人工衛星やドローンによる高・中高度の撮影による遺跡の新発見」と「考古学遺物(特に貨幣・土器)の本格的調査」を主目的にしていたが、実際に動き出して想定外の壁に阻まれ変更を余儀なくされたことは遺憾であった。すなわち、遺跡が軍事施設に隣接していて結果的に許可が得れなかったこと、遺物の発掘者所有権限が複雑で具体的調査に入れなかったこと、である。
とはいえ、従来の3Dスキャン実測や赤外線撮影、落書き調査は順調に進展したし、方向転換しての展示彫像群の3Dデジタル撮影、事務所秘蔵の遺跡航空写真の非公式開示など、新たな成果を得ることができた。

自由記述の分野

西洋古代史

研究成果の学術的意義や社会的意義

海外調査は、現地の調査機関との円満な関係構築が必須であるが、本科研においては当初から現地遺跡管理事務所に極めて友好的な対応で受け入れられ、多くの便宜を与えられた。そして、とりわけ堀教授指導の3Dスキャンによる遺跡の精密測量の成果は、現地においても高く評価され、こうして学術的意義は、数度にわたる国際シンポジウムの継続開催で十分果たしてきたつもりである。その成果の一部は「学術図書」で公刊することも許された。
また社会的意義についても、研究成果を順次インターネットのホームページに、多数の写真・図版とともにアップしてきたので、興味関心を持つ一般の人たちの目にも容易に触れることができたと信じる。

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公開日: 2021-02-19  

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