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2022 年度 研究成果報告書

生活変化/生活改善/生活世界の民俗学的研究―日中韓を軸にした東アジアの比較から

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02438
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関成城大学

研究代表者

小島 孝夫  成城大学, 文芸学部, 教授 (60286903)

研究分担者 周 星  神奈川大学, 国際日本学部, 教授 (00329591)
金子 祥之  東北学院大学, 文学部, 講師 (10758197)
金 賢貞  亜細亜大学, 国際関係学部, 准教授 (20638853)
及川 祥平  成城大学, 文芸学部, 専任講師 (30780308)
竹内 由紀子  女子栄養大学, 栄養学部, 准教授 (40587987)
加賀谷 真梨  新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (50432042)
田村 和彦  福岡大学, 人文学部, 教授 (60412566)
宮岡 真央子  福岡大学, 人文学部, 教授 (70435113)
渡部 圭一  滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 主任学芸員 (80454081)
佐山 淳史  千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (20784359)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード生活変化 / 生活改善 / 生活世界 / 生活実践 / 東アジア / 民俗学 / 比較研究 / 平準化
研究成果の概要

本研究では沖縄県を含む日本・中国・台湾・韓国における生活改善運動の実態と、日本における高度経済成長期を現出させた国民の日常生活の平準化意識の形成を検証するために、生活改善諸活動に関するデータベースの作成を行なった。
国内外での現地調査は新型コロナウィルス感染症の影響により、当初の計画どおりに実施することができなかったが、今後の生活改善運動に関する研究の深化と、東アジア全域を対象とした日常生活の平準化意識の形成過程を検討するための基礎資料として、『生活変化/生活改善/生活世界の民俗学的研究―日中韓を軸にした東アジアの比較から』(全6巻)の報告書を刊行した。

自由記述の分野

日本民俗学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで主要な研究対象とされてこなかった第二次世界大戦後の日本における生活改善運動の実践と展開に関するデータベースを作成することができたことで、当該研究に取り組む研究者に基礎資料を提供することができるようになった。データベースを共有していくことで、当該研究の深化が図れるようになった。
また、日本国内のみを対象にした研究では生活改善諸活動と高度経済成長期との連続性に注目しがちであったが、東アジアを研究対象領域としたことで、グローバリゼーションの展開への受容や対抗という段階までの連続性を確認することができた。第二次世界大戦後の地球規模での平準化意識の形成という研究課題を提示することができた。

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公開日: 2024-01-30  

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