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2017 年度 実績報告書

中央地方間の権力変化に関する多国間比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H02480
研究機関京都大学

研究代表者

秋月 謙吾  京都大学, 法学研究科, 教授 (60243002)

研究分担者 加藤 雅俊  立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (10543514)
玉井 亮子  京都府立大学, 公共政策学部, 准教授 (10621740)
舟木 律子  中央大学, 商学部, 准教授 (20580054)
寺迫 剛  淑徳大学, コミュニティ政策学部, その他 (20773998)
城戸 英樹  京都女子大学, 現代社会学部, 准教授 (30582358)
南 京兌  京都大学, 法学研究科, 准教授 (50432406)
永戸 力  愛知大学, 法学部, 准教授 (60410768)
真渕 勝  立命館大学, 政策科学部, 教授 (70165934)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード地方制度改革 / 多国間比較
研究実績の概要

本研究は、多国間比較により中央政府、中間政府、基礎自治体間の権力移動の現状とその要因を解明することを目的としている。
本年度は、先行研究の収集、分析対象の現状把握を行い、研究全体の枠組み構築に当たった。そのため、①各分担者がそれぞれの研究対象国を訪問して資料収集を行った。その中では、フランスを訪問して現地の研究者へのヒアリングを行った他、ヨーロッパ政治研究学会における研究動向の把握など、海外における政府間関係に関する研究動向の把握を行った。それに加えて、各分担国における中間政府への権限移譲を含めた地方制度改革の現状について研究を進めた。②以上の資料収集の成果について、メールなどを用いて適宜研究組織全体で情報共有を図った。
以上の結果として、フランスにおける中間政府への権力移譲の現状について一定の情報を得た。また、比較政治学における政府間関係理論の研究動向についても把握することができた。さらに、ドイツ、イギリス、オセアニアにおける、中間政府の役割についての資料を一定程度収集することができた。これらの成果によって、今後の研究においては、各国における中間政府への権限移譲の現状把握に注力すること、それがどのような要因から生じているのかという側面に加えて、中間政府への権力移譲がどのような政策的帰結を生んでいるのかということの検討という両方向から研究を進めていくこととした。
さらに、研究組織を再構築する必要性が生じたため、翌年度に可能であれば複数回研究会を開催し、研究組織全体の見直しと各自の研究分担の整理を行うことを確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

年度途中で研究分担者が退職したことにより、研究組織の再編成を迫られた。そのため、研究計画の見直しを行う必要が生じ、当初予定していた研究会を開催できなかった。また、一部の海外でのヒアリング等について、先方の事情で翌年度に繰り越す必要が生じた。
一方で、研究担当者はそれぞれの担当事例について研究を進めており、研究に致命的な影響を与えるような大きな遅れには至っていない。

今後の研究の推進方策

研究組織を再編成し、翌年度以降の研究体制を整える必要が生じたが、引き続き各自の分担研究を推進する。
全体の整合性を図るために、研究会を複数回実施するほか、学会等での報告に応募するなど、研究成果の発信を開始する。

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公開日: 2019-12-27  

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