研究実績の概要 |
19年度に発表した論文では、ツイッター上で自殺したい気持ちを表す投稿が急上昇する時間帯と、若者の自殺が多発する時間帯がほぼ一致することを明らかにした(Fahey, Boo, and Ueda 2020)。この結果はツイッター上の自殺念慮を含む投稿量を見ることで、自殺が多発する時間帯をある程度予測できること、そして投稿内容を分析することで、若者がなぜ自ら命を絶っているのか理解できる可能性を示唆している。さらに、バングラデシュ、エジプト、オーストリア、オーストラリアの共著者と共に、バングラデシュの新聞における自殺報道がWHOの報道ガイドラインをどれだけ遵守しているかを調査した論文を発表した(Arafat et al. 2020)。また、青色照明に関する実験結果を論文として投稿する準備をした。
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