• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

大正・昭和期における住宅関連産業の展開と「暮らし」の変容に関する総合的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17H02552
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

中西 聡  慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (20251457)

研究分担者 北澤 満  九州大学, 経済学研究院, 准教授 (10362261)
渡邉 恵一  駒澤大学, 経済学部, 教授 (00267387)
中西 智子 (二谷智子)  愛知学院大学, 経済学部, 教授 (60734853)
山口 由等  流通経済大学, 経済学部, 教授 (90326009)
大森 一宏  駿河台大学, 経済経営学部, 教授 (90247594)
寺村 泰  静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (20197809)
藤田 幸敏  福井工業大学, 環境情報学部, 教授 (30238589)
木山 実  関西学院大学, 商学部, 教授 (30340897)
西澤 泰彦  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (80242915)
満薗 勇  北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (40735750)
吉川 卓治  名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (50230694)
湯澤 規子  法政大学, 人間環境学部, 教授 (20409494)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード住環境 / 住宅産業 / 林業 / 鉱山業 / 陶磁器業 / 消費生活 / 暮らし / 大正・昭和期
研究成果の概要

本研究は、「暮らし」の変容に大きな影響を与えた住空間の変化に着目して、住空間の変化に対応する諸産業の林業・陶磁器業・鉱山業を取り上げ、その展開と「暮らし」の変容の実態を総合的に研究した。そして、林業と鉱山業については、奈良県吉野郡下市の永田家の事例研究を、陶磁器業については、愛知県名古屋と岐阜県多治見の陶磁器業界の事例研究を、「暮らし」の変容については、愛知県津島の堀田廣之家の事例研究を行った。それぞれについて詳細な研究成果をまとめることができたが、それらの連関を深めて、大正・昭和期の「暮らし」の変容を総合的に解明する課題が今後に残された。

自由記述の分野

近現代日本社会経済史

研究成果の学術的意義や社会的意義

近現代日本の住環境に重要な関連をもつ林業・陶磁器業・鉱山業および、近現代日本の消費生活の展開それぞれについて詳細な事例研究を行うことで、生活用品やエネルギー源の供給側と受容側の両方の側面から両者の関連を解明し得た。特に、近代日本の吉野林業は、環境維持との折り合いをつけた持続的育林経営を進めており、本研究によって、持続的経済発展への重要な知見を得ることができた。また、消費生活面からも、家庭用エネルギーでは第二次世界大戦後まで薪炭が根強く利用されており、再生可能資源に依拠した生活様式への知見も得ることができた。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi