| 研究課題/領域番号 |
17H02582
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| 研究機関 | 早稲田大学 |
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研究代表者 |
鳥羽 至英 早稲田大学, 総合研究機構, その他(招聘研究員) (90106089)
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| 研究分担者 |
小宮山 賢 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (00623117)
秋月 信二 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 名誉教授 (20134330)
亀岡 恵理子 東北大学, 経済学研究科, 講師 (30806295)
永見 尊 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (60275774)
福川 裕徳 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (80315217)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| キーワード | Audit Quality / Audit Regulation / Profession Process / Audit Profession / Audit Professionalism / Auditing Standards / Audit Research Subjects / CPA Examinations |
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| 研究実績の概要 |
アメリカ、英国、ドイツ、そして日本において、上場会社による不正な財務報告がなかなか収まらない。経済社会の構成員は、財務諸表の重要な虚偽表示を看過してしまう監査の質に対して不安を増幅している。本研究は、職業会計士が従事している財務諸表監査の質に対する規制(以下、監査規制と略す)をどのように学術的に捉えたらよいのかという問題意識を基礎にして、そのための視座 (構図) を明らかにしたうえで、主要会計先進諸国の監査規制の状況 (規制の特徴) を調査し、最終的には、わが国における監査規制の状況(規制の特徴)とわが国の監査規制が抱えている問題を明らかにした。
本研究においては、監査規制を可能な限り学術的に、かつ、国際的な多様性を睨みながら分析を行った。第Ⅰ部は、第Ⅱ部および第Ⅲ部における議論を支える予備的な理論的考察を、具体的には以下の4つの章──「第1章 プロフェッション」、「第2章 監査の質」、「第3章 財務諸表監査全体の質を規制する会計基準と監査基準」、「第4章 監査の質の規制」において実施した。
第Ⅱ部では、監査プロフェッション・プロセスという新たな視点を明らかにしたうえで、それを構成するステージを識別し、ステージごとに、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ドイツ、そしてオランダの状況を、監査の質に対する規制に関連づけて分析・説明した。
第Ⅲ部では、第Ⅱ部において導入した「監査プロフェッション・プロセス」の視点をわが国についても同様に照射したうえで、わが国の監査規制の現状を明らかし、わが国の監査規制が抱えている問題の識別と問題解決のために、日本公認会計士協会、監査法人、学会(大学)、および行政機関が中長期的に取り組むべき課題、および監査研究者が取り組むべき監査規制に関する今後の研究上の論点等の提示を行った
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| 現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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| 今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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