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2019 年度 研究成果報告書

非典型時間帯就労に着目したワーク・ライフ・バランスの国際比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02585
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関千葉大学

研究代表者

大石 亜希子  千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (20415821)

研究分担者 松田 茂樹  中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
西村 智  関西学院大学, 経済学部, 教授 (10351727)
高橋 美惠子  大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 教授 (90324871)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードワーク・ライフ・バランス / 非典型時間帯就労 / 家族 / ウェルビーイング / 子ども
研究成果の概要

本研究では、非典型時間帯就労(早朝・夜間・深夜や不規則なシフト勤務等)に着目し、それが人々のワーク・ライフ・バランスの実現とどのような関係にあるかを、各種社会調査の個票を用いた数量分析や海外ヒアリング調査の実施によって分析した。その結果、非典型時間帯就労が人々の幸福度、生活満足度、健康(メンタルヘルスを含む)などウェルビーイングに及ぼす影響、カップル形成、夫婦・親子関係に及ぼす影響、子どもに及ぼす影響など、政策的含意に富む知見が数多く得られた。

自由記述の分野

労働経済学・社会保障論

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では非典型時間帯就労(早朝・夜間・深夜労働や不規則なシフト勤務等)に着目して研究を進めた。その結果、非典型時間帯就労が人々のワーク・ライフ・バランスの実現を阻害したり、子どもと過ごす時間の減少、健康(メンタルヘルスを含む)に影響を及ぼしている可能性が明らかになった。日本における従来のワーク・ライフ・バランス研究では専ら労働時間の「長さ」が注目されており、「働く時間帯」に着目した研究はわずかである。本研究成果は日本のワーク・ライフ・バランス研究に新たな知見を与えている。

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公開日: 2021-02-19  

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